口腔内細菌カウンタ サポート情報
よくあるご質問
商品全般
- Q1. 医療機器クラス分類は?
A1. 一般医療機器(クラスⅠ)の特定保守管理医療機器です。 - Q2. どのような菌を測定できるのですか?どんな菌でも測定できるのですか?
A2. 菌種の特定はできず、口腔内の常在菌の数を測定します。検体1 mLあたりの細菌数[cfu/ml]に換算して表示しています。 - Q3. 細菌数の判断基準は?
A3. 検体1 mLあたりの細菌数[cfu/ml]に換算して表示しています。細胞膜が破壊された死菌は測定されません。 - Q4. 細菌の同定はできますか?
A4. 細菌の同定はできません。 - Q5. 7段階の基準値は?
A5. 検体1 mLあたりの細菌数[cfu/ml]に換算して表記しています。
レベル1:10万個未満
レベル2:10万~100万個未満
レベル3:100万~316万個未満
レベル4:316万~1000万個未満
レベル5:1000万~3160万個未満
レベル6:3160万個~1億個未満
レベル7:1億個以上
別売品(消耗品)に関して
- Q6. ディスポーザブルカップの液体はどんなものですか?成分は何ですか?
A6. 不純物を取り除いた純水です。 - Q7. 使用する綿棒は、どんな綿棒でも良いのですか?
A7. 当社指定の滅菌綿棒 「N-DP04、N-DP05」以外は性能保証できません。 - Q8. 消耗品の有効期限はありますか?
A8. 6ヶ月です。
付属品に関して
- Q9. 定圧検体採取器具は滅菌しても大丈夫ですか?
A9. 故障しますのでオートクレーブ処理はしないでください。アルコールを含んだ布などで完全に拭きとってから、清潔な場所に保管してください。
データ管理に関して
- Q10. ユーティリティソフトはどこから入手できますか?
A10. 当社webサイトからダウンロードできます。ダウンロードはこちらです。 - Q11. テンキーはどのメーカーのものを使用すれば良いですか?
A11. 推奨USBテンキーは、「品番:TK-TCM011BK エレコム株式会社製」です。尚、当社にて上記機器の動作確認をしておりますが、全ての動作保証をするものではありませんのでご了承ください。
その他のテンキーについては、ご販売店にお問い合わせください。 - Q12. テンキー(USB2.0,A)を接続すると「U10」表示が出ます。どうすればいいですか?
A12. 使用できないUSBテンキーが接続されているとU10が表示されます。
当社推奨のUSBテンキーのご使用をおすすめします。
保守点検・修理
- Q13. 保守点検のタイミングはいつですか?
A13. 年に1回の保守点検を推奨しています。
また、累積測定回数が9,000回に達しましたら、10,000回に達するまでに特定保守点検をお願いしています。 - Q14. 保守点検の内容は?
A14. 年に1回の保守点検では外観、機能点検を行います。累積使用回数が10,000回に達するまでに行う特定保守点検では、外観、機能点検に加えセンサーチップ基板交換をさせて頂きます。 - Q15. 一定期間使用後、点検は必要ですか?
A15. 特定保守管理医療機器の為、保守点検は年に1回を推奨しています。累積測定回数が10,000回を超えると基板交換が必要です。9,000回到達時にメッセージを表示します。 - Q16. 保守点検はどこに依頼すればよいですか?
A16. ご購入いただいたご販売店にお問い合わせください。 - Q17. 故障したのですが、修理はどこに頼めばいいのですか?
A17. ご購入いただいたご販売店にお問い合わせください。
お問い合わせ先
対象商品 | 微生物定量分析装置 口腔内細菌カウンタ <別売品> |
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お電話でのお問い合わせ | パナソニック株式会社
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メールでのお問い合わせ |
お取扱店情報
五十音順
外部リンク
参考文献
No. | 表題 |
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1 | Junya Suehiro,Ryuichi Yatsunami,Ryo Hamada,Masanori Hara:'Quantitative estimation of biological cell concentration suspended in aqueous medium by using dielectrophoretic impedance measurement method', J.Phys.D Appl.Phys.,1999,32,pp.2814-2820 |
2 | 濱田了,高木愛理,稲口哲也,菊谷武,田村文誉,古西清司,高橋幸裕,矢島彩子,米山武義,末廣純也:’誘電泳動インピーダンス計測法を利用した口腔内細菌数測定装置の開発’, Japan Soc ME&BE,2008,Vol.46,pp.861-862 |
3 | 久野彰子, 菊谷武, 田代晴基, 田村文誉, 濱田了: 「舌背からの試料採取圧が採取される細菌数に及ぼす影響」 老年歯科医学会誌,2010,Vol.24,pp.354-359 |
4 | Takeshi Kikutani,Fumiyo Tamura,Yukihiro takahashi,Kiyoshi Konishi,Ryo Hamada:'A novel rapid oral bacteria detection apparatus for effective oral care to prevent pneumonia',The Gerodontology Society and John Wiley & Sons A/S,2011,pp.1-6 |
5 | R.Hamada,J.Suehiro,M.Nakano,T.Kikutani,K.Konishi: ’Development of rapid oral bacteria detection apparatus based on dielectrophoretic impedance measurement method’,The lnstitution of Engineering and Technology,2011,5,(2),pp.25-31 |
6 | 田代晴基,田村文誉,平林正裕,米山武義,菊谷武,濱田了:’新しい簡易口腔内細菌数測定装置の介護現場における臨床応用’, 障害者歯科,2012,Vol.33,No.1,pp.85-89 |
7 | KATSUHIKO HIROTA,SATORU INAGAKI,RYO HAMADA,KAZUYUKI ISHIHARA,YOICHIRO MIYAKE : |
8 | Takeshi Kikutani,Fumiyo Tamura,Haruki Tashiro,Mitsuyoshi Yoshida,Kiyoshi.Konishi,Ryo Hamada: 'Relationship between oral bacteria count and pneumonia onset in elderly nursing home residents, onset in elderly nursing home residents',Geriatr Gerontol Int,2015,15,pp.417-421 |
9 | 井村英人, 夏目長門, 糸田昌隆, 根岸明秀, 村松真澄, 大西徹郎, 森良之, 古賀陽子, 宮田勝, 柳澤繁孝, 菊池一江, 宮浦朗子, 堤寛, 木下輝美, 大田奈央, 外山佳孝,横尾聡: ’細菌カウンタの臨床応用とモニタリング調査’,日本口腔ケア学会誌,2015,Vol.9,No.1,pp.91-96 |
10 | 水口俊介, 津賀一弘, 池邉一典, 上田貴之, 田村文誉, 永尾寛, 古屋純一, 松尾浩一郎, 山本健, 金澤学, 渡邊裕, 平野浩彦, 菊谷武, 櫻井薫: ’高齢期における口腔機能低下-学会見解論文 2016年度版-’,日本老年歯科医学会誌,2016,Vol.31,No.2,pp.81-99 |
※上記No.1~10の参考文献は医療機器になる前の基礎となった製品のものです